マウスピース矯正(デリバリーアライナー：インビザラインなど)と最新のインハウスアライナー（TFA,SMA）

インハウスアライナーとは、歯科クリニック内で診断・設計から製作までを完結するマウスピース型矯正器具です。この技術により、矯正治療をより迅速かつ効率的に行うことが可能となります。

口腔内カメラによるデジタルスキャンとCT、お顔の写真をマッチングさせることにより、患者さん一人ひとりの口内状況に合わせた最適な矯正計画を提供できるため、デリバリーアライナーよりも患者さんのお顔と口元に合わせて正確に速く歯を動かすことが可能です。

どんな人におすすめ？

• 歯並びにコンプレックスを感じている方
• 金属の矯正器具を使用したくない方
• 矯正治療を目立たせたくない方
• 矯正治療の期間を短縮したい方

インビザライン（第3世代）とインハウスアライナー（第４、５世代）との違い

インビザライン（第３世代アライナー）は世界的に知られたブランドで、マウスピースは米国アラインテクノロジーによりに製作され、デリバリーされ、患者さんに提供されます。
一方、インハウスアライナー（第4・5世代アライナー）はクリニック内でプランニング・製作するため、調整が必要な場合にすぐに対応可能で、治療の柔軟性が増します。

また、SMAアライナー（第５世代アライナー）は、形状記憶型アライナーのため、装着時の痛みがより少ない（装着時の痛みが少ないと言われているインビザラインの約1/9というデータあり）、インビザラインよりも歯をよりグリップするため、歯がよく動く、アタッチメントの数を減らせるなどの特性があります。

マウスピース矯正（インハウスアライナー）の費用

• インビザライン
• インハウスアライナー
• インビザライン+インハウスアライナーコンビ

費用	798,000円 877,800円(税込)

当院のマウスピース矯正はデンタルローンに対応しています。
咬み合わせの治療のための矯正治療は、医療費控除の対象にもなりますので、詳しくはお問い合わせください。

マウスピース矯正（インビザラインおよびインハウスアライナー）の治療期間

治療期間は個人差がありますが、一般的には初診時に口内の状況を詳しく調査し、個別の治療計画を立てます。

よくある質問

マウスピースはどれくらいの頻度で交換する必要がありますか？

通常、1～2週間に1回のペースで新しいマウスピースに交換します。

矯正中に痛みは伴いますか？

マウスピースを新しくした直後は、少しの違和感や圧迫感が生じることがありますが、通常はすぐに慣れるので心配いりません。特にインハウスアライナー（SMAアライナー）は痛みが少ないです。

マウスピースのお手入れ方法は？

毎日、軽い歯ブラシで優しく洗い、専用の洗浄液で定期的に消毒することをおすすめします。

マウスピース矯正でリスクはありますか？

正しく使用している限り、特に重大なリスクはありませんが、矯正開始前に詳しい説明を受けることが大切です。

大人と子供で矯正は違いますか？

子供の矯正は、歯を動かして少し咬合調整をするとしっかり咬む場合が多いのに対して、大人の矯正では、歯がすり減っていたり（咬耗）、歯に詰め物やかぶせもの（冠）をしていたり、歯の欠損があったりするため、矯正後に補綴治療（かぶせもの）やインプラント治療が必要な場合があります。
エラに、子供の方が骨代謝が良く歯が動きやすいのに対して大人の方が歯を動かすのに時間がかかります。また、大人の場合、矯正中に歯周病の管理が必要です。

包括的歯科治療について教えてください

当院においては、矯正専門歯科医院とちがい、歯周病の管理、マウスピース矯正治療、そして最後に補綴治療やインプラント治療に（日本及びアメリカインプラント学会専門医）によりしっかり咬めるようになるまでのトータルな治療が可能です。
また、顎関節症の治療と咬み合わせの治療を行うこともあります。